高知県地場産業大賞は、高知県内で作り出された優れた地場産品や、地場産業に貢献のあった活動を顕彰するものです。
弊社は、愛媛大学と研究開発した「ピン接続SqC長尺橋梁」が、令和4年度第37回高知県地場産業大賞の産業振興計画賞を受賞致しました。
「ピン接続SqC長尺橋梁」とは、SqCピア工法の利点として、上部工は、さらなる長大スパンに対応でき、
下部工には SqCピアキャップ工法にて剛性の高い鋼管杭を組み合わせることで、部材のプレハブ化と杭列・
本数の削減、ブレス・水平材削減による阻害率の削減ができます。それにより、簡易かつ迅速な施工を実現し、
コスト・工期短縮が可能とする工法です。また、腹板継手にピン連結を採用することによって、
架設作業の単純化を可能にしました。従来技術では、大量のボルトを使用するが、当該技術では、
他の同様の鈑桁工法と比較した場合、施工日数の大幅な短縮、ボルト数量の大幅な削減が可能です。
超大スパン支間長の桟橋構造の中でも特にシンプルで最も工期・工費・ボルト納入日程の削減につながることができ、
特に緊急性を要する仮桟橋・構台の構造としては最適な技術です。
来年の2月に表彰式が行われます。