レベル架台について(新技術新工法)
○斜面構台の縦架設時問題点
・勾配が重機の作業限界を超えると作業が出来ない。(重機転倒の恐れがある)
・重機作業の際は、足元に高さ調整材等で水平にしなければならない。
(調整材の強度問題、調整材の取付固定の問題が生じる)
○レベル架台特徴
・架台の角度調整により、施工面をレベル設定でき作業が安全に行えます。
・課題の昇降作業は、手動でも行えます。(無荷重時のみ)
・使用最大勾配は15%(基本設計は12%)
・重機は80tクローラー(吊荷重13.0t)まで上載可能です。
・総重量は約17.0t(1ブロック約8.5t)
・基本使用条件は「下り勾配」です
材料搬入
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「敷桁台」、「支点桁台」設置
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「作業架台」設置
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「リフティング柱」設置
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完成
クローラクレーンによる施工手順
当該個所においてクローラクレーンによる施工を行う場合、縦断勾配10%であることから水平架台が必要となり、施工手順としては以下の通りとなる。なお、使用するクローラクレーンは幅員6.0mで施工可能な最大なものとして80tクローラクレーンとする。
したがって、水平架台からの施工となるため仮橋先端から7m程度引いた位置からの架台となるため作業半径が限られる。
ジャッキアップする時はウエイトを上り側にする事