互いに逆転する外側ケーシングの先端に取り付けた特殊刃先および内側オーガの先端に取り付けた特殊刃先により岩盤等を掘削する方式。
特長
ドーナツオーガ(SDA型)
スクリューとケーシングが、それぞれ独立した掘進機構を備えており、セットピンの着脱によりスクリューとケーシングを別々に、あるいは同時に作動させ削孔、引抜等の作業を行う事が出来る。従って土砂をスクリュー先端で圧密することがなく、高い掘削効率を示す。
ドーナツオーガ(SMD型)
1台の掘削機構により、スクリューとケーシングを逆転し、削孔を行うモノタイプのロックオーガである。機体がコンパクトであるため、ケーシングの取付により単軸型(D型)に比べ高い精度と孔壁の崩壊を防止する事が出来る。
SDA型、SMD型いずれも内側のスクリューと外側のケーシングを互いに逆転させることにより反動トルクを打ち消し合い、これを装着するベースマシンやリーダーに過大な反動トルクが作用しないように設計されている。