ステップブリッジ(永久橋 1.5車線山岳橋)
工法説明
仮桟橋架設工法のSqCピア工法を応用し、永久橋として利用できるように改良した鋼管杭橋。
車の通行頻度・道幅が比較的小さい道路橋(特に山間部・漁村の道路橋)は実状に即した強度・耐久性がある簡易橋であれば十分実用できます。老朽化した橋インフラ整備の為に今後も数多くの道路橋を建設する必要がありますが、道路財源の大幅縮小の現状からみて、このような簡易橋を用いるのに適した地域は多く、市場は極めて大きいと言えます。 ステップブリッジ工法の構造計算の条件は、B活荷重(高速道路同仕様)として、レベル2の地震に対して、耐震性能2を確保するような設計を行っており、出来る限り安価で短期に出来て、しかも環境に優しい簡易橋です。
《特徴》
- 高知県が目指している1.5車線拡幅橋
- 特に急斜面・急峻な山岳部には経済的に優れている
- 大幅な工期短縮、工費低減の今までにない新しい工法の簡易橋である
- 手延べ工法であり、架設時の仮道・仮橋を必要としない
- 災害時の復旧橋として威力を発揮する
- 掘削や盛土がなく、環境保全に優れている
- 手延工法となるため、現道の拡幅工事でも現交通の確保が容易となる
- 耐震設計レベル2地震動対応の橋、高速道路と同等仕様
- 耐候性鋼材を使うことによりノーメンテナンス
- 基礎杭、支持杭、岩盤まで建て込み、支持力を持たせる
- 比較的自重が軽く、ラーメン構造となるため、耐震性に優れている